メモ帳アプリ

localStorage を使用して、メモ帳アプリを作成するサンプルアプリです。

テスト環境

  • Android 7.0
  • iOS 10.1.1

ファイル構成

ファイル 説明
index.html スタート/ホーム画面のページ
js/memo.js localStorage 内のデータを処理する JavaScript ファイル
js/app.js アプリ内でさまざまな処理を行う JavaScript ファイル

必要な JS/CSS コンポーネント

  • jQuery
  • jQuery Mobile

HTML の解説

このサンプルアプリのユーザーインターフェイスには、jQuery Mobile を使用しています。jQuery Mobile では、複数のページを 1 つの HTML ファイル内にまとめて記述できます。このアプリでも、 index.html 内に、すべてのページ ( トップページ、メモ追加ページ、詳細ページ ) を定義しています。div タグの data-role 属性に、page を指定して、ページを定義します。jQuery Mobile では、このように、 data-role 属性を使用して、各タグの役割を設定します。 data-role には、他にも、headercontentlistview などを設定できます。jQuery Mobile のタグとコンポーネントに関しては、 jQuery Mobile Demo ( 英語ページ ) をご確認ください。

index.html ファイル内の次の記述 ( HTML の <body> 内 ) は …

<body>
  <!-- TOP Page -->
  <div data-role="page" id="TopPage">
    <header data-role="header" data-position="fixed">
      <h1>Monaca Memo</h1>
      <a href="#AddPage" data-icon="plus" class="ui-btn-right">Add</a>
    </header>
    <section data-role="content">
      <ul id="TopListView" data-role="listview"
        data-collapsed-icon="arrow-r" data-expanded-icon="arrow-d" data-split-icon="delete">
      </ul>
    </section>
  </div>
  ...
</body>

次のスクリーンショット ( スタート/ホーム画面のページ ) のようになります。こちらのページから、メモの追加、閲覧、削除を行えます。

index.html ファイル内の次の記述 ( HTML の <body> 内 ) は …

<body>
  ...
  <!-- Add Memo Page -->
  <div data-role="page" id="AddPage">
    <header data-role="header" data-position="fixed">
      <a data-role="button" data-rel="back" data-icon="back">Back</a>
      <h1>Add Memo</h1>
    </header>
    <section data-role="content">
      <label for="Memo">Memo:</label>
      <textarea id="Memo"></textarea>
      <a data-role="button" data-icon="check" id="SaveBtn">Save</a>
    </section>
  </div>
  ...
</body>

次のスクリーンショット ( メモ追加のページ ) のようになります。こちらのページから、メモの追加と保存を行えます。

index.html ファイル内の次の記述 ( HTML の <body> 内 ) は …

<body>
  ...
  <!-- Detail Page -->
  <div data-role="page" id="ShowPage">
    <header data-role="header" data-position="fixed">
      <a data-role="button" data-rel="back" data-icon="back">Back</a>
      <h1></h1>
    </header>
    <section data-role="content">
      <p></p>
    </section>
  </div>
</body>

次のスクリーンショット ( 詳細閲覧ページ ) のようになります。こちらのページから、各メモの詳細を閲覧できます。

JavaScript の解説

app.js

app.js は、アプリ内のさまざまな処理を行う JavaScript ファイルです。

アプリを起動すると initTopPage() 関数を直ちに呼び出します。この関数を使用して、トップページ ( ホーム画面のページ ) の初期化を行います。ここでの初期化処理とは、保存されているメモを取得して、一覧で表示することです ( 取得処理は、memo.js ファイル内で定義されている getMemoList() 関数を経由して行われます )。アプリの初回起動時など、既存のメモがない場合には、「 No memo found 」 が表示されます ( 下のスクリーンショットを参照のこと )。

この関数のソースコードを次に記します。

...
///// Initialize top page
function initTopPage() {
    $("#TopListView").empty();

    var list = getMemoList();
    for (var i in list) {
        var memo = list[i];
        var d = new Date(memo.time);
        var date = d.getFullYear() + "/" + (d.getMonth() + 1) + "/" + d.getDate();

        $li = $("<li><a href='#' class='show'><h3></h3><p></p></a><a href='#' class='delete'>Delete</a></li>");
        $li.data("id", memo.id);
        $li.find("h3").text(date);
        $li.find("p").text(memo.text);
        $("#TopListView").prepend($li);
    }
    if (list.length == 0) {
        $li = $("<li>No memo found</li>");
        $("#TopListView").prepend($li);
    }
    $("#TopListView").listview("refresh");  // Call refresh after manipulating list
}
...

トップページ上で +Add ボタンをクリックすると、Add Memo ( メモ追加 ) ページを表示します。メモを入力して Save ボタンをクリックすると onSaveBtn() 関数を呼び出します。この関数内に記述された addMemo() 関数 ( memo.js ファイルで定義 ) を経由して、localStorage に入力テキストが保存されます。そして、更新されたメモの一覧をトップページ上に表示します。この関数のソースコードを次に記します。

///// Save memo and return to top page
function onSaveBtn() {
    var text = $("#Memo").val();
    if (text != '') {
        // Save to local storage
        addMemo(text);
        // Clear form
        $("#Memo").val("");
        // Initialize top page
        initTopPage();
    }
    $.mobile.changePage("#TopPage", { reverse: true });
}

トップページ上で一覧上のアイテムをクリックすると、 onShowLink() 関数 ( memo.js ファイルで定義 ) を呼び出します。この関数を使用して、選択したアイテムの詳細閲覧ページとタイトル ( または、内容 ) を表示します。下のスクリーンショットをご確認ください。

この関数のソースコードを次に記します。

///// Move to detail page
function onShowLink() {
    var $li = $(this).parent();
    var memoTitle = $li.find("h3").text();
    var memoHtml = $li.find("p").html().replace(/\n/g, "<br>");

    $("#ShowPage h1").text(memoTitle);
    $("#ShowPage p").html(memoHtml);
    $.mobile.changePage("#ShowPage");
}

トップページ上で、各アイテムの右端に表示された delete アイコンをクリックすると、一覧上のアイテムを削除できます。アイコンをクリックすると、 onDeleteLink() 関数を呼び出します。この関数を使用して、削除を続行するかユーザーに確認するメッセージを表示します ( 下のスクリーンショットを参照のこと ) 。OK をクリックすると、deleteMemo() 関数 ( memo.js ファイルで定義 ) を経由して、localStorage から選択したアイテムを削除します。そして、更新したメモの一覧を、トップページ上に表示します。

この関数のソースコードを次に記します。

///// Delete memo
function onDeleteLink() {
    if (!confirm("Are you sure to delete this memo?")) {
      return;
    }
    var $li = $(this).parent();
    var id = $li.data("id");
    deleteMemo(id);

    initTopPage();

    // Return to top
    $.mobile.changePage("#TopPage", { reverse: true });
}

memo.js

memo.js ファイルは、localStorage に対する一連のデータ処理を行う JavaScript ファイルです。このファイル内で、次の 4 つの関数を定義しています。

  1. getMemoList(): localStorage に保存されたメモの一覧を取得します。
  2. saveMemoList(): メモの一覧を localStorage に保存します。
  3. AddMemo(): 新規のメモを一覧に追加して、localStorage に新規の一覧を保存します。このとき、 saveMemoList() 関数を使用します。
  4. deleteMemo(): メモの一覧から指定されたメモを削除して、localStorage に削除後の一覧を保存します。このとき、 saveMemoList() 関数を使用します。