Cordovaバージョン

表記の国際化対応 プラグイン

テスト環境 ( バージョン番号 ) : 1.0.9

このプラグインの詳細は、 こちらの原文 ( GitHub ) をご確認ください。

このプラグインを使用して、ユーザーのロケール ( locale )、言語、タイムゾーン ( timezone ) に関連した情報の取得、および、それに付随する各種処理を行います。また、「 ロケール 」 と 「 言語 」 の違いに関して、ここで簡単に説明します。ロケールとは、数値・日付・時間を、国・地域別に表示するためのものです。一方、言語とは、ロケール設定とは切り離され、表示に使用される言語を決定します。多くの場合、開発者は、ロケールを使用して、言語設定とロケール設定の両方を行っていますが、両方の概念は切り離して扱うことを推奨します ( ユーザーが、使用する言語を 「 英語 」 に設定して、ロケールを 「 フランス 」 に設定した場合には、テキストは英語で表示し、日付・時間などはフランスの形式で表示する必要があります )。ただし、多くのモバイル プラットフォームでは、言語設定とロケール設定を区別していません。

このプラグインは、グローバルな navigator.globalization オブジェクトを定義します。 グローバルスコープでは、deviceready イベントの発火後まで使用できません。

document.addEventListener("deviceready", onDeviceReady, false);
function onDeviceReady() {
    console.log(navigator.globalization);
}

廃止通知

ECMA Internationalization API は、iOS、Android、Windowsデバイスでサポートされるようになりました。このプラグインは、必要ありません。このプラグインから ECMA Internationalization API への移行については、Cordova blog post を参照してください。

プラグイン ID

cordova-plugin-globalization

プラグインの追加方法 ( Monaca 上での処理 )

このプラグインを使用する場合には、Monaca クラウド IDE の [ Cordova プラグインの管理 ] 上で、Globalization プラグインを 有効 にします。

API の解説

オブジェクト

  • GlobalizationError

メソッド

  • navigator.globalization.getPreferredLanguage
  • navigator.globalization.getLocaleName
  • navigator.globalization.dateToString
  • navigator.globalization.stringToDate
  • navigator.globalization.getDatePattern
  • navigator.globalization.getDateNames
  • navigator.globalization.isDayLightSavingsTime
  • navigator.globalization.getFirstDayOfWeek
  • navigator.globalization.numberToString
  • navigator.globalization.stringToNumber
  • navigator.globalization.getNumberPattern
  • navigator.globalization.getCurrencyPattern

BCP 47 の言語タグ ( ユーザーが使用する言語設定 ) を取得します。

navigator.globalization.getPreferredLanguage(successCallback, errorCallback);
解説

BCP-47 に準拠した言語識別用のタグが、successCallback に渡されます。そのとき、properties オブジェクトを引数として使用します [ 翻訳者メモ : properties オブジェクトとは、オブジェクトの名称ではなく、各種プロパティーを格納したオブジェクトを指します。ここでは、原文 「 a properties object 」 に従い、あたかも名称のように扱っています。また、単語 「 タグ 」 の意味に関しては、BCP-47 をご確認ください]。また、このオブジェクトは、value プロパティーを持ち、その値の形式は 文字列 です。

言語情報の取得時にエラーが生じた場合には、GlobalizationError オブジェクトを引数として使用し、 errorCallback が実行されます。エラーコードは、GlobalizationError.UNKNOWN_ERROR になります。

サポート対象のプラットフォーム
  • Android
  • iOS
  • Windows

ブラウザーの言語設定が en-US の場合、次の記述をすれば、ポップアップダイアログ上に、language: en-US と表示されます。

navigator.globalization.getPreferredLanguage(
    function (language) {alert('language: ' + language.value + '\n');},
    function () {alert('Error getting language\n');}
);
Android 特有の動作
  • ISO 639-1 の言語コード ( 2 文字 )、ISO 3166-1 の国名コード ( 大文字 )、バリアント ( variant、ハイフン区切り ) を返します ( 例 : 「 en 」、「 US 」、「 en-US 」 )。
Windows 特有の動作
  • 「 言語 」 の設定に基づき、ISO 639-1 の言語コード ( 2 文字 ) と ISO 3166-1 の国名コード ( ここでは、ISO 3166-1 alpha-2 ) を、 ハイフンで区切った形式で返します。

BCP 47 準拠のタグ ( ユーザーが使用するロケール設定 ) を取得します。

navigator.globalization.getLocaleName(successCallback, errorCallback);
解説

ロケール識別用の文字列 ( BCP-47 に準拠 ) が、successCallback に渡されます。そのとき、properties オブジェクトを引数として使用します。このオブジェクトの value プロパティーには、ロケール情報が格納されています ( プロパティーの値は 文字列 )。ロケール情報は、言語コード ( 2 文字、小文字 )、国コード ( 2 文字、大文字 )、バリアントコード ( 未指定 ) から構成され、ハイフンで区切られています ( 原文では、「 1 つのハイフンで区切られている 」 と記述されています )。

ロケール情報の取得時にエラーが生じた場合には、GlobalizationError オブジェクトを引数として使用し、 errorCallback が実行されます。エラーコードは、GlobalizationError.UNKNOWN_ERROR になります。

サポート対象のプラットフォーム
  • Android
  • iOS
  • Windows

ブラウザーのロケール設定が en-US の場合、次の記述をすれば、ポップアップダイアログ上に、locale: en-US と表示されます。

navigator.globalization.getLocaleName(
    function (locale) {alert('locale: ' + locale.value + '\n');},
    function () {alert('Error getting locale\n');}
);
Android 特有の動作
  • Java では、「 言語 」 と 「 ロケール 」 の区別をしないため、このメソッドは、navigator.globalizatin.getPreferredLanguage() に相当します。
Windows 特有の動作
  • Windows では、コントロールパネル -> 時計、言語、および地域 -> 地域 -> 形式 -> 形式 (F)、および、Windows Phone 8.1 では、設定 -> 地域 -> Regional Format -> から、ロケール設定を変更できます。

クライアントのロケールとタイムゾーンに基づき、文字列形式の日付を返します。

navigator.globalization.dateToString(date, successCallback, errorCallback, options);
解説

value プロパティーを使用して、文字列 形式の日付を返します。successCallback にパラメーターとして渡されたオブジェクト内に、この value プロパティーが格納されています。

date パラメーターは、Date 型です。

日付のフォーマット時 ( date パラメーターを文字列に変換するとき ) にエラーが発生した場合、GlobalizationError オブジェクトをパラメーターとして使用し、errorCallback が実行されます。このときに使用されるエラーコードは、GlobalizationError.FORMATTING_ERROR となります。

options のパラメーター設定は任意です。デフォルト値を、次に示します。

{   
    formatLength: 'short',
    selector: 'date and time'
}

options.formatLength には、shortmediumlongfull のいずれかを設定できます。

options.selector には、datetimedate and time のいずれかを設定できます。

サポート対象のプラットフォーム
  • Android
  • iOS
  • Windows

ブラウザーのロケール設定が en-US の場合、次の記述をすれば、ポップアップダイアログ上に、date: 9/25/2012 4:21PM と表示されます ( options にはデフォルト値を使用しています。なお、実際に表示される時間は、前述のものとは異なります )。

navigator.globalization.dateToString(
    new Date(),
    function (date) { alert('date: ' + date.value + '\n'); },
    function () { alert('Error getting dateString\n'); },
    { formatLength: 'short', selector: 'date and time' }
);
Android 特有の動作
  • formatLength オプションは、Unicode の UTS #35 のサブセットです。デフォルトの short は、設定 -> システム -> 日付と時刻 -> 日付設定 で、ユーザーが選択している日付の形式に影響を受けます。また、このデフォルト設定では、 は、2 桁ではなく、4 桁で表示されます。よって、ICU の仕様とは、若干異なります。
Windows 特有の動作
  • formatLength オプションには、shortfull の値のみ、設定できます。
  • selector に date and time を設定すると、「 完全な日付の形式 ( full datetime format ) 」 ( ICU の表を参照のこと ) になります。
  • ユーザーのロケールにもよりますが、戻り値は、ICU の仕様とは、若干異なります。

ユーザー側の設定と ISO 4217 通貨コードに基づき、通貨の値のパース処理 ( parse ) と通貨の値のフォーマット処理 ( format ) に使用する、文字列の pattern ( パターン ) を返します。[ 翻訳者メモ:このプラグインの解説中に記述されている pattern には、大きく分けて、2 つの意味 ( 「 Unicode Technical Standard #35 の Pattern 」 と 「 オブジェクトおよびオブジェクトのプロパティーである Pattern 」 ) がありますが、翻訳文中では、原文のまま、Pattern としています。]

navigator.globalization.getCurrencyPattern(currencyCode, successCallback, errorCallback);
解説

properties オブジェクトをパラメーターとして使用し、successCallback に パターン ( pattern ) を渡します。オブジェクトは、以下のパラメーターを格納しています。

  • pattern: 通貨のパース処理と通貨のフォーマット処理に使用する、通貨に関する pattern。 pattern は、Unicode Technical Standard #35 に準拠しています。 (String)
  • code: pattern で使用する ISO 4217 の通貨コード (String)
  • fraction: パース処理とフォーマット処理に使用する、小数の桁数 (Number)
  • rounding: パース処理とフォーマット処理に使用する、端数処理 ( 切り上げ ) (Number)
  • decimal: パース処理とフォーマット処理に使用する、小数点の記号 (String)
  • grouping: パース処理とフォーマット処理使用する、区切り記号 ( grouping symbol/separtor ) (String)

currencyCode パラメーターには、ISO 4217 通貨コードの 文字列 を使用します ( 例 : 「 USD 」 )。

pattern の取得時にエラーが発生した場合、GlobalizationError オブジェクトをパラメーターとして使用し、errorCallback が実行されます。このときに使用されるエラーコードは、GlobalizationError.FORMATTING_ERROR となります。

サポート対象のプラットフォーム
  • Android
  • iOS
  • Windows

ブラウザーのロケール設定を en-US、通貨の設定を US ドル にした場合、次の記述をしたときには、ポップアップダイアログ上に、下記の結果が表示されます。

navigator.globalization.getCurrencyPattern(
    'USD',
    function (pattern) {
        alert('pattern: '  + pattern.pattern  + '\n' +
                'code: '     + pattern.code     + '\n' +
                'fraction: ' + pattern.fraction + '\n' +
                'rounding: ' + pattern.rounding + '\n' +
                'decimal: '  + pattern.decimal  + '\n' +
                'grouping: ' + pattern.grouping);
    },
    function () { alert('Error getting pattern\n'); }
);

結果は次のとおりです。

pattern: $#,##0.##;($#,##0.##)
code: USD
fraction: 2
rounding: 0
decimal: .
grouping: ,
Windows 特有の動作
  • codefraction プロパティーのみ使用できます。

クライアント側の設定とカレンダーに基づき、曜日の名 ( 群 ) または月の名 ( 群 ) が入った配列を返します。

navigator.globalization.getDateNames(successCallback, errorCallback, options);
解説

曜日の名 ( 群 ) または月の名 ( 群 ) を入れた配列を格納した properties オブジェクトが、パラメーターとして、successCallback に渡されます。このオブジェクトの value プロパティーに、文字列 形式の値が入った 配列 が格納されています。この配列には、月名 ( 群、その年の最初の月から始まる )、または、曜日名 ( 群、週の最初の曜日から始まる ) のいずれかが入っています。どちらが入るかは、オプション設定によります。

月名または曜日名の取得時にエラーが発生した場合、GlobalizationError オブジェクトをパラメーターとして使用し、errorCallback が実行されます。このときに使用されるエラーコードは、GlobalizationError.UNKNOWN_ERROR となります。

options のパラメーター設定は任意です。デフォルト値を、次に示します。

{   
    type: 'wide', 
    item: 'months'
}

options.type の値には、narrow または wide を設定できます。

options.item の値には、months または days を設定できます。

サポート対象のプラットフォーム
  • Android
  • iOS
  • Windows

ブラウザーのロケール設定を en-US にした場合、ポップアップダイアログ上に、month: January 形式のテキストが表示されます ( 月毎に 1 つ表示され、計 12 個を表示 ) 。

navigator.globalization.getDateNames(
    function (names) {
        for (var i = 0; i < names.value.length; i++) {
            alert('month: ' + names.value[i] + '\n');
        }
    },
    function () { alert('Error getting names\n'); },
    { type: 'wide', item: 'months' }
);
Windows 特有の動作
  • 月の配列の場合には、12 個の要素が格納されています。
  • ユーザーのロケールにもよりますが、戻り値 ( 配列 ) は、ICU の仕様とは、若干異なる場合もあります。

ユーザー側の設定に基づき、日付のパース処理 ( parse ) と日付のフォーマット処理 ( format ) に使用する、文字列の pattern を返します。

navigator.globalization.getDatePattern(successCallback, errorCallback, options);
解説

successCallback に pattern を渡します。次のプロパティーを格納したオブジェクトがパラメーターとして使用されます。

  • pattern: 日付のパース処理とフォーマット処理に使用する、日時に関する pattern。pattern は、 Unicode Technical Standard #35 に準拠しています。 (String)
  • timezone: クライアントのタイムゾーンの略称 (String)
  • iana_timezone: クライアント上のタイムゾーンのIANA名。 (String)
  • utc_offset: クライアントのタイムゾーンと協定世界時 ( UTC ) 間のオフセット ( 秒単位 ) (Number)
  • dst_offset: クライアントのタイムゾーンにおいて、夏時間 ( DST ) を適用および不適用している場合のオフセット ( 秒単位 ) (Number)

pattern の取得時にエラーが発生した場合、GlobalizationError オブジェクトをパラメーターとして使用し、errorCallback が実行されます。このときに使用されるエラーコードは、GlobalizationError.PATTERN_ERROR となります。

options のパラメーター設定は任意です。デフォルト値を、次に示します。

{ 
    formatLength: 'short', 
    selector: 'date and time'
}

options.formatLength には、shortmediumlongfull のいずれかを設定できます。 options.selector には、datetimedate and time のいずれかを設定できます。

サポート対象のプラットフォーム
  • Android
  • iOS
  • Windows

ブラウザーのロケール設定が en-US の場合、次の記述をすれば、ポップアップダイアログ上に、pattern: M/d/yyyy h:mm a と表示されます。

function checkDatePattern() {
    navigator.globalization.getDatePattern(
        function (date) { alert('pattern: ' + date.pattern + '\n'); },
        function () { alert('Error getting pattern\n'); },
        { formatLength: 'short', selector: 'date and time' }
    );
}
Windows 特有の動作
  • formatLength には、shortfull の値のみ、設定できます。
  • date and time の場合、pattern ( パターン ) には 「 完全なの日付の形式 ( full datetime format ) 」 ( ICU の表を参照のこと ) が入ります。
  • timezone には、タイムゾーンの名称が入ります。
  • iana_timezone プロパティはサポートされていません。常に空の文字列を返します。
  • dst_offset プロパティーは使用できません。常に、0 を返します。
  • ユーザーのロケールにもよりますが、pattern は、ICU の仕様とは、若干異なります。

クライアント側の設定とカレンダーに基づき、週の最初の曜日を返します。

navigator.globalization.getFirstDayOfWeek(successCallback, errorCallback);
解説

週の曜日には、1 から始まる番号が割り当てられています。1 は、日曜日を指します。properties オブジェクトをパラメーターとして使用し、 successCallback に曜日を渡します。このオブジェクトの value プロパティーに、曜日を示す 番号 が格納されています。

pattern の取得時にエラーが発生した場合、GlobalizationError オブジェクトをパラメーターとして使用し、errorCallback が実行されます。このときに使用されるエラーコードは、GlobalizationError.UNKNOWN_ERROR となります。

サポート対象のプラットフォーム
  • Android
  • iOS
  • Windows

ブラウザーのロケール設定が en-US の場合、次の記述をすれば、ポップアップダイアログ上に、day: 1 ( 数値は異なる場合があり ) と表示されます。

navigator.globalization.getFirstDayOfWeek(
    function (day) {alert('day: ' + day.value + '\n');},
    function () {alert('Error getting day\n');}
);
Windows 特有の動作
  • Windows 8.0/8.1 では、ユーザーのカレンダー設定により、取得する値は異なります。Windows Phone 8.1 では、現在のロケール設定により、値は異なります。

ユーザー側の設定に基づき、数値のパース処理 ( parse ) と数値のフォーマット処理 ( format ) に使用する、文字列の pattern ( パターン ) を返します。

navigator.globalization.getNumberPattern(successCallback, errorCallback, options);
解説

properties オブジェクトをパラメーターとして使用し、successCallback に pattern を渡します。このオブジェクトには、次のプロパティーが格納されてます。

  • pattern: 数値のパース処理と数値のフォーマット処理に使用する、数値に関する pattern。 pattern は、Unicode Technical Standard #35 に準拠しています。 (String)
  • symbol: パース処理とフォーマット処理に使用する、記号 ( 通貨記号、パーセント表示など ) (String)
  • fraction: パース処理とフォーマット処理に使用する、小数の桁数 (Number)
  • rounding: パース処理とフォーマット処理に使用する、端数処理 ( 切り上げ ) (Number)
  • positive: パース処理とフォーマット処理に使用する、正の数に対する記号 (String)
  • negative: パース処理とフォーマット処理に使用する、負の数に対する記号 (String)
  • decimal: パース処理とフォーマット処理に使用する、小数点の記号 (String)
  • grouping: パース処理とフォーマット処理使用する、区切り記号 ( grouping symbol/separtor ) (String)

pattern の取得時にエラーが発生した場合、GlobalizationError オブジェクトをパラメーターとして使用し、errorCallback が実行されます。このときに使用されるエラーコードは、GlobalizationError.PATTERN_ERROR となります。

options のパラメーター設定は任意です。デフォルト値を、次に示します。

{ type: 'decimal' }

options.type の値には、decimalpercentcurrency を設定できます。

サポート対象のプラットフォーム
  • Android
  • iOS
  • Windows

ブラウザーのロケール設定が en-US の場合、次の記述をすれば、ポップアップダイアログ上に、下記の結果が表示されます。

navigator.globalization.getNumberPattern(
    function (pattern) {alert('pattern: '  + pattern.pattern  + '\n' +
                                'symbol: '   + pattern.symbol   + '\n' +
                                'fraction: ' + pattern.fraction + '\n' +
                                'rounding: ' + pattern.rounding + '\n' +
                                'positive: ' + pattern.positive + '\n' +
                                'negative: ' + pattern.negative + '\n' +
                                'decimal: '  + pattern.decimal  + '\n' +
                                'grouping: ' + pattern.grouping);},
    function () {alert('Error getting pattern\n');},
    {type:'decimal'}
);

結果 :

pattern: #,##0.###
symbol: .
fraction: 0
rounding: 0
positive:
negative: -
decimal: .
grouping: ,
Windows 特有の動作
  • pattern`` プロパティーは使用できません。空の文字列を返します。

クライアントのタイムゾーンとカレンダーを使用して、夏時間 ( DST ) が対象の日付に適用されているかを示します。

navigator.globalization.isDayLightSavingsTime(date, successCallback, errorCallback);
解説

夏時間 ( DST ) の適用の有無を示します。properties オブジェクトをパラメーターとして successCallback に渡します。このオブジェクトの dst プロパティーには、真偽値 が格納されています。値が true の場合、対象の日付に、夏時間が適用されていることを示します。false の場合、夏時間が適用されていないことを示します。

date パラメーターは、Date 型です。

日付の読み込み時にエラーが発生した場合、errorCallback が実行されます。このときに使用されるエラーコードは、GlobalizationError.UNKNOWN_ERROR となります。

サポート対象のプラットフォーム
  • Android
  • iOS
  • Windows

夏時間が有効なタイムゾーンとして、ブラウザー側を設定した場合、ポップアップダイアログ上に、dst: true 形式のテキストが表示されます。

navigator.globalization.isDayLightSavingsTime(
    new Date(),
    function (date) {alert('dst: ' + date.dst + '\n');},
    function () {alert('Error getting names\n');}
);

ユーザー側の設定に基づき、文字列形式の数値を返します。

navigator.globalization.numberToString(number, successCallback, errorCallback, options);
解説

properties オブジェクトをパラメーターとして使用し、文字列形式の数値が successCallback に渡されます。このオブジェクトの value プロパティーには、文字列 の値が格納されています。

数値のフォーマット時にエラーが発生した場合、GlobalizationError オブジェクトをパラメーターとして使用し、errorCallback が実行されます。このときに使用されるエラーコードは、GlobalizationError.FORMATTING_ERROR となります。

options のパラメーター設定は任意です。デフォルト値を、次に示します。

{type:'decimal'}

options.type の値には、decimalpercentcurrency を設定できます。

サポート対象のプラットフォーム
  • Android
  • iOS
  • Windows

ブラウザーのロケール設定が en-US の場合、次の記述をすれば、ポップアップダイアログ上に、number: 3.142 と表示されます。

navigator.globalization.numberToString(
    3.1415926,
    function (number) {alert('number: ' + number.value + '\n');},
    function () {alert('Error getting number\n');},
    {type:'decimal'}
);
Windows 特有の動作
  • Windows 8.0 では、数値の端数処理を行いません。よって、値は、自動では、切り上げされません。
  • type を percent に設定した場合、Windows 8.1 と Windows Phone 8.1 における端数は切り捨てられます。よって、端数の桁 ( fractional digits count ) は、0 に設定されます。
  • パーセントの数値 ( type が percent ) は、区切り記号で区切れません。区切りを入れてしまうと、stringToNumber を使用したパース処理ができません。

クライアント側の設定とカレンダー ( クライアントのタイムゾーンを適用 ) に基づき、文字列形式の日付のパース処理 ( parse ) を行います。そして、パース処理の結果 ( 日付情報を持つオブジェクト ) を返します。

navigator.globalization.stringToDate(dateString, successCallback, errorCallback, options);
解説

properties オブジェクトをパラメーターとして使用し、successCallback に日付情報を渡します。このオブジェクトには、次のプロパティーが格納されています。

  • year: 西暦 ( 4 桁の数字 ) (Number)
  • month: 月 ( 0-11 の間 ) (Number)
  • day: 日 ( 1-31 の間 ) (Number)
  • hour: 時 ( 0-23 の間 ) (Number)
  • minute: 分 ( 0-59 の間 ) (Number)
  • second: 秒 ( 0-59 の間 ) (Number)
  • millisecond: ミリ秒 ( 0-999 の間 )。一部のプラットフォームでのみ有効。 (Number)

dateString パラメーターは、文字列 型です。

options のパラメーター設定は任意です。デフォルト値を、次に示します。

{
    formatLength: 'short', 
    selector: 'date and time'
}

options.formatLength には、shortmediumlongfull のいずれかを設定できます。 options.selector には、datetimedate and time のいずれかを設定できます。

文字列としてフォーマットされている日付のパース処理時にエラーが発生した場合、GlobalizationError オブジェクトをパラメーターとして使用し、errorCallback が実行されます。このときに使用されるエラーコードは、GlobalizationError.PARSING_ERROR となります。

サポート対象のプラットフォーム
  • Android
  • iOS
  • Windows

ブラウザーのロケールを en_US に設定した場合、ポップアップダイアログ上に、month:8 day:25 year:2012 形式のテキストが表示されます。月を示す整数は、配列のインデックスを指すため、実際の文字列の数より、「 1 」 だけ少ない数となります。

navigator.globalization.stringToDate(
    '9/25/2012',
    function (date) {alert('month:' + date.month +
                            ' day:'  + date.day   +
                            ' year:' + date.year  + '\n');},
    function () {alert('Error getting date\n');},
    {selector: 'date'}
);
Windows 特有の動作
  • formatLength オプションには、shortfull の値のみ、設定できます。
  • selector に date and time を設定すると、「 完全な日付の形式 ( full datetime format ) 」 ( ICU の表を参照のこと ) になります。
  • getDatePattern が返す pattern と dateString パラメーターの内容は適合する必要があります。ユーザーのロケールにもよりますが、この返される pattern は、ICU の仕様とは、若干異なります。

クライアント側の設定に基づき、文字列形式の数値のパース処理 ( parse ) を行います。そして、結果として数値を返します。

navigator.globalization.stringToNumber(string, successCallback, errorCallback, options);
解説

properties オブジェクトをパラメーターとして使用し、successCallback に数値を渡します。このオブジェクトの value プロパティーには、結果の数値が格納されています。

文字列としてフォーマットされている数値のパース処理時にエラーが発生した場合、GlobalizationError オブジェクトをパラメーターとして使用し、errorCallback が実行されます。このときに使用されるエラーコードは、GlobalizationError.PARSING_ERROR となります。

options のパラメーター設定は任意です。デフォルト値を、次に示します。

{type:'decimal'}

options.type の値には、decimalpercentcurrency を設定できます。

サポート対象のプラットフォーム
  • Android
  • iOS
  • Windows

ブラウザーのロケール設定が en-US の場合、次の記述をすれば、ポップアップダイアログ上に、number: 1234.56 形式のテキストが表示されます。

navigator.globalization.stringToNumber(
    '1234.56',
    function (number) {alert('number: ' + number.value + '\n');},
    function () {alert('Error getting number\n');},
    {type:'decimal'}
);
Windows 特有の動作
  • パラメーターとして使用する文字列は、ロケールの形式に適合する必要があります。たとえば、type が percent に設定され、加えて、ロケールが en-US の場合、パーセント記号と数の間には、スペースが挿入されています。
  • パーセント値 ( type が percent ) には、桁区切り記号を使用しません。使用した場合、パース処理が正しくできません。

GlobalizationError

Globalization API が出力したエラーの内容を示すオブジェクトです。

プロパティー
  • code: 次のいづれかとなります。 (Number)
  • GlobalizationError.UNKNOWN_ERROR: 0
  • GlobalizationError.FORMATTING_ERROR: 1
  • GlobalizationError.PARSING_ERROR: 2
  • GlobalizationError.PATTERN_ERROR: 3
  • message: エラーの説明や詳細を含むテキストメッセージ。 (String)
解説

このオブジェクトの生成は、Cordova 側で行われます。エラー発生時には、コールバック関数に渡されます。

サポート対象のプラットフォーム
  • Android
  • iOS
  • Windows

次の errorCallback が実行された場合、ポップアップダイアログ上に、code: 3message: エラー内容 形式のテキストが表示されます。

function errorCallback(error) {
    alert('code: ' + error.code + '\n' +
            'message: ' + error.message + '\n');
};

関連項目: