移行時の確認ポイント

プロジェクトをMonacaに移行する前に、下記の点を確認してください。

ビルド環境

新規に作成されたプロジェクトは、Monacaでサポートしている最新のCordovaバージョン(現在は Cordova 11.0.0)を使用します。

旧Cordovaバージョンのビルド環境の詳細については、こちらを参照ください。

インストール済みプラグイン

Monacaでは、Cordovaプラグインは package.jsonファイルによって管理されます。

プラグイン情報が config.xmlファイルで定義されている場合は、それらを再度Monacaのプラグイン管理画面でインポートする必要があります。 詳細はこちらを参照ください。

サードパーティ製プラグイン

ストアバージョンの Monaca Debugger(Google PlayまたはAppStore)にはコア Cordovaプラグイン が含まれています。

コア Cordovaプラグイン以外のサードパーティCordovaプラグインを含める場合は、カスタムデバッガをビルドする必要があります。カスタムデバッガは、サードパーティ製プラグインも含めてプロジェクトで使用されているプラ​​グインが含まれます。

詳細は下の項目を参照してください:

JS/CSS コンポーネント

CSS/JavaScript ライブラリを管理するための専用画面があります。

  • Monaca CLI では、コマンド monaca remote config にてプロジェクトディレクトリから開くことができます。

  • Monaca Localkit では、設定メニューをクリックすると画面を開くことができます。

さまざまなCSS/JavaScriptライブラリを追加できます。ただし、次の2行をindex.htmlファイルに含めた場合にのみ動作します。

<!--Load selected JavaScript libraries-->
<script src="components/loader.js"></script>
<!--Load selected CSS libraries-->
<link rel="stylesheet" href="components/loader.css">

loader.js ファイルもcordova.jsを内部の処理にてロードしています。 そのため、上記の行をインクルードする場合は、下記の行を削除することができます。

<script src="cordova.js"></script>

その他の注意点

  • トランスパイルの出力先フォルダは www である必要があります。

    • Monacaの各種プロダクトは、www ディレクトリを対象に読み込み処理を実施しています。

  • file:// をとおして index.html が開けることを確認してください。

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