In-App アップデーター プラグイン

アプリの再ビルド・再パッケージ化を行わずに、アプリで使用している HTML5 アセットを更新するためのプラグイン ( Monaca In-App Updater ) です。なお、更新ファイルをホストする Web サーバーが、別途、必要になります ( アプリから、これらのファイルへアクセスできること )。

このプラグインを使用するためには、対応するプランへの加入が必要となります。詳細は、 料金プラン をご確認ください。

プロジェクトで使用する Cordova のバージョンによって、このプラグインは使用できる機能が異なります。

Cordova 6.2 向けのプロジェクトで使用する場合

サポート対象のプラットフォーム

  • iOS 8 以上
  • Android 4 以降

プラグインの追加方法

  1. Monaca クラウド IDE から 設定 → Cordova プラグインの管理 を選択します。

  2. 利用可能なプラグイン 項目の Encrypt プラグインにカーソルを置き、有効 ボタンをクリックします。

  3. 次に、有効なプラグイン 項目へ行き、先ほど追加したプラグイン上に、カーソルを置き、設定 ボタンをクリックします。

  4. Input the CheckUpdate URLDownload URL 欄を適宜入力して、 OK ボタンをクリックします。

プラグインの設定

本プラグインを利用するためには、/checkUpdate/download の二つのWeb API(URL)が必要となります。

CheckUpdate URL (/checkUpdate)

サーバーにある更新バージョンを確認します

Request パラメーター

パラメーター 解説
project_id 文字列 プロジェクトの一意の ID
my_update_number 文字列 [ 任意 ] アプリの現在の更新番号
os 文字列 [ 任意 ] 更新対象となる OS の種類
build_type 文字列 [ 任意 ] ビルドの種類
app_version 文字列 [ 任意 ] アプリのバージョン
plugin_version 文字列 [ 任意 ] In-App-Updater プラグインのバージョン

Response パラメーター

成功時のレスポンス例

{
  "ios": {
    "2.1.0": { // app version
      "1": { // update number
        "date": 20170113,
        "url": "https://hogehoge.com/app/ios-v2.1.0.zip" // This parameter is optional.
      }
    }
  }
}

静的ファイルを使用する場合、すべてのバージョンを次のように列挙しておきます。

{
  "ios": {
    "2.1.0": { // app version
      "1": { // update number
        "date": 20170113,
        "url": "https://hogehoge.com/app/1/ios-v2.1.0.zip" //  This parameter is optional.
      },
      "2": { // update number
        "date": 20170113,
        "url": "https://hogehoge.com/app/2/ios-v2.1.0.zip" //  This parameter is optional.
      }
    },
    "2.2.0": { // app version
      "1": { // update number
        "date": 20170210,
        "url": "https://hogehoge.com/app/1/ios-v2.2.0.zip" //  This parameter is optional.
      }
    }
  }
}

上の例に示すように、更新番号の値は「日付」「URL」などの更新情報で構成されるJSONオブジェクトです。これは、 getServerVersion() メソッドの Promise によって返される JSON オブジェクトの updateInfo パラメータによって取得できます。

Download URL (/download)

更新用のパッケージファイル(ZIP形式)をダウンロードします。

download でダウンロードURLを設定すると、この設定を省略できます。

Request パラメーター

パラメーター 解説
update_number 文字列 ダウンロードするバージョンの番号 ( 更新バージョン番号 )
project_id 文字列 プロジェクトの一意の ID
my_update_number 文字列 [ 任意 ] アプリの現在の更新番号
os 文字列 [ 任意 ] 更新対象となる OS の種類
build_type 文字列 [ 任意 ] ビルドの種類
app_version 文字列 [ 任意 ] アプリのバージョン
plugin_version 文字列 [ 任意 ] In-App-Updater プラグインのバージョン

Response パラメーター

成功時のレスポンスには、処理結果 ( Zip 形式 ) が入っています。

メソッド

このプラグインの最もシンプルな使用方法は、 autoUpdate() を使用して、更新ファイルのダウンロード ( プラグインの設定 を参照のこと ) とアプリの更新を自動で行うことです。

getServerVersion()download()updateAndRestart() などのメソッドを組わせて使用すれば、更新処理をカスタマイズすることもできます。

このプラグインが提供しているメソッドは次のとおりです。

メソッド 解説
getServerVersion() 更新ファイルの情報をサーバー側から取得します。
forceStopGetServerVersion() getServerVersion() の処理を中断させます。
getLocalVersion() 現在のアプリの更新番号を確認します。
download() 更新用ファイルをダウンロードします。
forceStopDownload() download() の処理を中断させます。
updateAndRestart() ダウンロードした更新用ファイルを展開しマウントします。次に、アプリを再起動させます。
status() プラグインの状態を確認します。
showAlertDialog() ダイアログ ( タイトルとメッセージ ) を表示します。ダイアログは、一度に一個のみ表示できます。
dismissAlertDialog() 警告 ( Alert ) ダイアログを閉じます。
showProgressDialog() 進捗表示 ( Progress ) 用ダイアログを表示します。こちらのダイアログでは、更新の進捗状況が表示されます。
changeProgressDialog() 進捗表示 ( Progress ) 用ダイアログを更新します。
dismissProgressDialog() 進捗表示 ( Progress ) 用ダイアログを閉じます。
networkStatus() ネットワークの状態 ( Wifi、3G/LTE、接続なし など ) を確認します。
terminateApp() アプリを強制終了させます。
autoUpdate() 必要であれば、getServerVersion、download などのメソッドを使用して、自動的にアップデートを行います。

getServerVersion()

更新ファイルの情報をサーバー側から取得します。

monaca.InAppUpdater.getServerVersion([args: JSON object]): Promise

パラメーター ( JSON オブジェクト)

プロパティ 解説
connectDelay Integer サーバー接続を開始するまでの待機時間 ( ミリ秒単位 )
connectTimeout Integer ( Android 専用 ) サーバー接続時に適用するタイムアウト時間 ( ミリ秒単位 )
readTimeout Integer ( Android 専用 ) サーバーからのレスポンス受信時に適用するタイムアウト時間 ( すべてのレスポンスを受け取るまでの時間、ミリ秒単位 )
timeoutForRequest Integer ( iOS 専用 ) サーバーへのリクエスト送信時に適用するタイムアウト時間。タイムアウトが発生した場合でも、リクエストは自動的に再送信されます。エラーは出力されません。
timeoutForResponse Integer ( iOS 専用 ) サーバーからのレスポンス受信時に適用するタイムアウト時間 ( すべてのレスポンスを受け取るまでの時間、ミリ秒単位 )

戻り値 (Promise)

  • 成功時のコールバックには、次のような内容の JSON オブジェクトが渡されます。

    プロパティ 解説
    needsUpdate 真偽値 アプリのバージョンを更新する必要があるかを示します。
    updatable 真偽値 更新用のファイルがサーバー側に置かれているかを示します。
    latestVersion 文字列 アプリの最新バージョン
    myVersion 文字列 アプリの現バージョン
    latestUpdateNumber 文字列 アプリの現バージョンに適用できる最新の更新番号
    myUpdateNumber 文字列 アプリの現バージョンが使用している現在の更新番号
    updateInfo JSON オブジェクト サーバー側にて更新番号の次に記載した内容となります。たとえば、サーバー側の応答が次のようになっているとします。
    {
      "ios": {
        "2.1.0": { // app version
          "1": { // update number
            "date": 20170113,
            "url": "https://hogehoge.com/app/ios-v2.1.0.zip" // This parameter is optional.
          }
        }
      }
    }
    
    その場合、updateInfo は以下の内容となります。
    updateInfo = {
      "date": 20170113,
      "url": "https://hogehoge.com/app/ios-v2.1.0.zip"
    }
    
  • 失敗時のコールバックには、エラーを示す JSON オブジェクトが渡されます。

monaca.InAppUpdater.getServerVersion().then(
    function(json) {
        alert( JSON.stringify(json) );
        targetVersion = json.myVersion;
        targetUpdateNumber = json.latestUpdateNumber;
        url = json.updateInfo.url;
        alert( targetVersion );
        alert( targetUpdateNumber );
        alert( url );
    } ,
    function(fail) { alert( JSON.stringify(fail) ); }
);

forceStopGetServerVersion()

getServerVersion() の処理を中断させます。

monaca.InAppUpdater.forceStopGetServerVersion(): Promise

パラメーター

  • なし

戻り値 (Promise)

  • 成功時のコールバックには、結果を格納した JSON オブジェクトが渡されます。
  • 失敗時のコールバックには、エラーを示す JSON オブジェクトが渡されます。

monaca.InAppUpdater.forceStopGetServerVersion().then(
    function(str) { alert("stop success"); } ,
    function(fail) { alert( JSON.stringify(fail) ); }
);

getLocalVersion()

現在のアプリの更新番号を確認します。

monaca.InAppUpdater.getLocalVersion(): Promise

パラメーター

  • なし

戻り値 (Promise)

  • 成功時のコールバックには、結果を格納した JSON オブジェクトが渡されます。
  • 失敗時のコールバックには、エラーを示す JSON オブジェクトが渡されます。

monaca.InAppUpdater.getLocalVersion().then(
    function(json) { alert( JSON.stringify(json) ); } ,
    function(fail) { alert( JSON.stringify(fail) ); }
);

download()

更新用ファイルをダウンロードします。

monaca.InAppUpdater.download(args: JSON object): Promise

パラメーター ( JSON オブジェクト)

プロパティ 解説
updateNumber Integer 更新番号
bufferSize Integer ( Android 専用 ) バッファーサイズ ( バイト単位 )。デフォルト値は 8192 です。
url 文字列 こちらに設定された URL から Zip ファイルをダウンロードします。この値を設定しない場合には、config.xml 内の monaca:updater_DownloadUrl 値が代わりに使用されます
connectDelay Integer サーバー接続を開始するまでの待機時間 ( ミリ秒単位 )
connectTimeout Integer ( Android 専用 ) サーバー接続時に適用するタイムアウト時間 ( ミリ秒単位 )
readTimeout Integer ( Android 専用 ) サーバーからのレスポンス受信時に適用するタイムアウト時間 ( すべてのレスポンスを受け取るまでの時間、ミリ秒単位 )
timeoutForRequest Integer ( iOS 専用 ) サーバーへのリクエスト送信時に適用するタイムアウト時間。タイムアウトが発生した場合でも、リクエストは自動的に再送信されます。エラーは出力されません。
timeoutForResponse Integer ( iOS 専用 ) サーバーからのレスポンス受信時に適用するタイムアウト時間 ( すべてのレスポンスを受け取るまでの時間、ミリ秒単位 )

戻り値 (Promise)

  • 成功時のコールバックには、結果を格納した JSON オブジェクトが渡されます。

  • 失敗時のコールバックには、エラーを示す JSON オブジェクトが渡されます。

  • 進捗表示コールバックには、ダウンロードの進捗状況を示す、次のような JSON オブジェクトが渡されます。

    名前 解説
    count Integer これまでにダウンロードされたファイルのサイズ
    total Integer ダウンロードされるファイルの予想サイズ

monaca.InAppUpdater.download( { version : targetVersion, buildNumber : targetBuildNumber, url : url } ).then(
    function(json) { alert( JSON.stringify(json) ); } ,
    function(fail) { alert( JSON.stringify(fail) ); } ,
    function(json) { console.log( json.count + "/" + json.total + " are done." ); }
);

forceStopDownload()

download() の処理を中断させます。

monaca.InAppUpdater.forceStopDownload(): Promise

パラメーター

  • なし

戻り値 (Promise)

  • 成功時のコールバックには、結果を格納した JSON オブジェクトが渡されます。
  • 失敗時のコールバックには、エラーを示す JSON オブジェクトが渡されます。

monaca.InAppUpdater.forceStopDownload().then(
    function(str) { alert("stop success"); } ,
    function(fail) { alert( JSON.stringify(fail) ); }
);

updateAndRestart()

ダウンロードした更新用ファイルを展開しマウントします。次に、アプリを再起動させます。

monaca.InAppUpdater.updateAndRestart(): Promise

パラメーター

  • なし

戻り値 (Promise)

  • 成功時のコールバックには、結果を格納した JSON オブジェクトが渡されます。

  • 失敗時のコールバックには、エラーを示す JSON オブジェクトが渡されます。

  • 進捗表示コールバックには、展開処理の進捗状況を示す、次のような JSON オブジェクトが渡されます。

    名前 解説
    count Integer Zip ファイルを展開して得られた、現在までのファイル数
    total Integer 展開予定の更新ファイル数

monaca.InAppUpdater.updateAndRestart().then(
    function() { },
    function(fail) { alert( JSON.stringify(fail) ); },
    function(json) { console.log( json.count + "/" + json.total + " are done." ); }
);

status()

プラグインの状態を確認します。

monaca.InAppUpdater.status(): Promise

パラメーター

  • なし

戻り値 (Promise)

  • 成功時のコールバックには、次のような内容の JSON オブジェクトが渡されます。

    名前 解説
    running 真偽値 プラグインが処理中の場合、true を返します。
    status 文字列 処理に関する情報が格納されています。
  • 失敗時のコールバックには、エラーを示す JSON オブジェクトが渡されます。

monaca.InAppUpdater.status().then(
    function(json) { alert( JSON.stringify(json) ); },
    function(fail) { alert( JSON.stringify(fail) ); }
);

showAlertDialog()

ダイアログ ( タイトルとメッセージ ) を表示します。ダイアログは、一度に一個のみ表示できます。

monaca.InAppUpdater.showAlertDialog(args: JSON object): Promise

パラメーター ( JSON オブジェクト)

プロパティ 解説
title 文字列 ダイアログのタイトル
message 文字列 メッセージ本文
button JSON オブジェクト ボタンは、次の 2 つの要素で構成されます。
  • label: [ 文字列 ] ボタンのラベル
  • handler: ボタンがクリックされたときに呼ばれる関数
例 :
{
    label : "OK",
    handler : function() { alert("OK is clicked"); }
}
cancel JSON オブジェクト キャンセルボタンは、次の 2 つの要素で構成されます。
  • label: [ 文字列 ] キャンセルボタンのラベル
  • handler: キャンセルボタンがクリックされたときに呼ばれる関数
例 :
{
    label : "Close",
    handler : function() { alert("Close is clicked"); }
}

戻り値 (Promise)

  • 成功時のコールバックには、結果を格納した JSON オブジェクトが渡されます。
  • 失敗時のコールバックには、エラーを示す JSON オブジェクトが渡されます。

monaca.InAppUpdater.showAlertDialog({
    title : "Title" ,
    message : "Message" ,
    button : { label : "OK" , handler : function() { alert( "OK is clicked"); } },
    cancel : { label : "Cancel" , handler : function() { alert( "Cancel is clicked"); } },
    dismiss : function() { alert("Dismissed!"); }
} ).then(
    function(btnLabel) { alert( "open" ); },
    function(fail) { alert( JSON.stringify(fail) ); }
);

dismissAlertDialog()

警告 ( Alert ) ダイアログを閉じます。

monaca.InAppUpdater.dismissAlertDialog(): Promise

パラメーター

  • なし

戻り値 (Promise)

  • 成功時のコールバックには、結果を格納した JSON オブジェクトが渡されます。
  • 失敗時のコールバックには、エラーを示す JSON オブジェクトが渡されます。

setTimeout( function() {
    monaca.InAppUpdater.dismissAlertDialog().then(
        function(json) { alert( "OK auto close" ); },
        function(fail) { alert( JSON.stringify(fail) ); }
    );
} , 1000 );

showProgressDialog()

進捗表示 ( Progress ) 用ダイアログを表示します。こちらのダイアログでは、更新の進捗状況が表示されます。

monaca.InAppUpdater.showProgressDialog(args: JSON object): Promise

パラメーター ( JSON オブジェクト)

プロパティ 解説
title 文字列 ダイアログのタイトル
message 文字列 メッセージ本文
max Integer カウンターの最大値です。ファイルをダウンロードする場合には、ファイル総数となります。
progress Integer 進捗を示す値です。ファイルをダウンロードする場合には、ダウンロード済みのファイル総数となります。
cancel JSON オブジェクト キャンセルボタンは、次の 2 つの要素で構成されます。
  • label: [ 文字列 ] キャンセルボタンのラベル
  • handler: キャンセルボタンがクリックされたときに呼ばれる関数
例 :
{
    label : "Close",
    handler : function() { alert("Close is clicked"); }
}
dismiss コールバック関数 ダイアログを閉じたときに呼ばれる関数です。

戻り値 (Promise)

  • 成功時のコールバックには、結果を格納した JSON オブジェクトが渡されます。
  • 失敗時のコールバックには、エラーを示す JSON オブジェクトが渡されます。

monaca.InAppUpdater.showProgressDialog(
    { title : "Title" ,
    message : "Message" ,
    max : 100 ,
    progress : 50 ,
    cancel : { label : "Cancel" , handler : function() { log("cancel handler"); } } ,
    dismiss : function() { log("dismissed."); }
    } ).then(
    function(json) {
    alert(JSON.stringify(json));
    },
    function(fail) {
    alert( JSON.stringify(fail));
    }
);

changeProgressDialog()

進捗表示 ( Progress ) 用ダイアログを更新します。

monaca.InAppUpdater.changeProgressDialog(args: JSON object): Promise

パラメーター ( JSON オブジェクト)

プロパティ 解説
progress Integer 進捗を示す値です。こちらの値を更新/変更します。

戻り値 (Promise)

  • 成功時にも引数は渡しません。
  • 失敗時のコールバックはありません。

monaca.InAppUpdater.changeProgressDialog( { progress: progress } ).then(
    function() {
    if (progress < 100) {
        setTimeout( function() { changeProgressDialog(progress+10); } , 500 );
    } else {
        monaca.InAppUpdater.dismissProgressDialog().then(
        function(json) { log("complete"); } ,
        function(error) { alert( JSON.stringify(error) ); }
        );
    }
    }
)

dismissProgressDialog()

進捗表示 ( Progress ) 用ダイアログを閉じます。

monaca.InAppUpdater.dismissProgressDialog(): Promise

パラメーター

  • なし

戻り値 (Promise)

  • 成功時のコールバックには、結果を格納した JSON オブジェクトが渡されます。
  • 失敗時のコールバックには、エラーを示す JSON オブジェクトが渡されます。

setTimeout( function() {
    monaca.InAppUpdater.dismissProgressDialog().then(
    function(json) { alert(JSON.stringify(json)); } ,
    function(error) { alert( JSON.stringify(error) ); }
    );
} , 1000 );

networkStatus()

ネットワークの状態 ( Wifi、3G/LTE、接続なし など ) を確認します。

monaca.InAppUpdater.networkStatus(): Promise

パラメーター

  • なし

戻り値 (Promise)

  • 成功時のコールバックには、次のような内容の JSON オブジェクトが渡されます。

    名前 解説
    network 真偽値 通信事業者のネットワークが利用できる場合には、true を返します。
    wifi 真偽値 WiFi が利用できる場合には、true を返します。
    mobile 真偽値 ネットワーク接続 ( 通信事業者のネットワークまたは WiFi ) を利用できる場合には true を返します。利用できない場合には、 false を返します。
  • 失敗時のコールバックには、エラーを示す JSON オブジェクトが渡されます。

monaca.InAppUpdater.networkStatus().then(
    function(json) { alert( JSON.stringify(json) ); },
    function(fail) { alert( JSON.stringify(fail) ); }
);

terminateApp()

アプリを強制終了させます。

このメソッドは、旧 InAppUpdater ( Cordova 5 向けの v2.0.4 ) との互換性を維持するために提供されているメソッドです。
こちらはクラッシュに相当するので、iOS での使用は推奨しません。Apple 側から申請をリジェクトされる可能性があります。
monaca.InAppUpdater.terminateApp()

パラメーター

  • なし

戻り値 (Promise)

  • なし

monaca.InAppUpdater.terminateApp();

autoUpdate()

更新ファイルのダウンロードとアプリの更新を自動的に行います。

monaca.InAppUpdater.autoUpdate(options: JSON object): Promise

パラメーター ( JSON オブジェクト)

プロパティ 解説
connectDelay Integer サーバー接続を開始するまでの待機時間 ( ミリ秒単位 )
dialogMessages JSON オブジェクト アプリの更新時に表示されるダイアログ。次の変数が使用できます。
  • confirm3G: [ 文字列 ] 更新ファイルのダウンロード時に、WiFi の代わりに通信事業者のネットワークを使用している場合に表示されるテキストです。
  • prepare: [ JSON オブジェクト ] 2 つの変数を格納したオブジェクトです。変数は、 titlemessage です。更新ファイルのダウンロードを開始 ( 準備 ) するときに表示されます。
  • download: [ JSON オブジェクト ] 2 つの変数を格納したオブジェクトです。変数は、 titlemessage です。更新ファイルをダウンロードしているときに表示されます。
例 :
{
    confirm3G : 'These updates will be downloaded with your mobile data.',
    prepare : {
        title : 'Preparing to Dowload the Updates',
        message : 'Now checking the server version ...'},
    download : {
        title : 'Dowloading the Updates',
        message : 'Now downloading ...'}
}
nextTask コールバック関数 更新成功時に呼ばれる関数
failTask コールバック関数 更新失敗時に呼ばれる関数

戻り値 (Promise)

  • なし

monaca.InAppUpdater.autoUpdate( {
    connectDelay : 0000,
    connectTimeout : 30000,
    readTimeout: 300000,
    nextTask : function(res) {
    if (res.requireRestart) {
        monaca.InAppUpdater.updateAndRestart().then(
        function() { },
        function(fail) { alert( JSON.stringify(fail) ); }
        );
    } else {
        alert("App is started!");
    }
    },
    failTask : function(res) {
    monaca.InAppUpdater.showAlertDialog(
        { title : "Error Code "+res.error.code ,
        message : res.error.message ,
        button : { label : "OK" , handler : function() { } }
        } ).then(
        function(json) {  },
        function(fail) { }
    );
    }
});

Cordova 5.2 向け、または、それ以前のバージョンを使用したプロジェクトで使用する場合

サポート対象のプラットフォーム

  • iOS 7 以降
  • Android 4.0 以降

プラグインの追加方法

  1. Monaca クラウド IDE から 設定 → Cordova プラグインの管理 を選択します。

  2. 利用可能なプラグイン 項目の Encrypt プラグインにカーソルを置き、有効 ボタンをクリックします。

  3. プラグインの設定を行います。有効なプラグイン 項目へ行き、先ほど追加したプラグイン上に、カーソルを置き、設定 ボタンをクリックします。

  4. 更新方法 ( Update Mode ) を適宜選択して、 アクセス先の URL ( Deploy URL ) を入力します。アクセス先の URL には、パッケージファイルの更新分が置かれている場所を指定します ( 詳細は、 プラグインの設定 の内容をご確認ください )。次に、OK ボタンをクリックします。

プラグインの設定

更新方法 ( Update 方法 )

更新用の差分が存在する場合、指定した更新方法に基づき、アプリ側で更新を行います。

方法 解説
Default 更新処理をしなくても、アプリを実行できます。
Severe 更新処理ができない場合、アプリは実行できません。たとえば、ネットワーク接続できない場合、アプリは終了します。

config.xml ファイル内に、次の設定を記述します。

<preference name="monaca:UpdateMode" value="default"/>
<preference name="monaca:UpdateUrl" value="DEPLOY_URL"/>

更新用パッケージファイルの作成

更新用のパッケージファイルは、次のような形式・構成で作成します。

  • update.json : 各プラットフォームに適用する、更新用ファイルのバージョン番号が記述された設定ファイルです。
  • android-vX.X.X.zip : Android 向けの更新ファイルです ( Monaca 側で作成 )
  • ios-vX.X.X.zip : iOS 向けの更新ファイルです ( Monaca 側で作成 )
更新対象のプラットフォーム ( iOS または Android ) は、必要に応じて、選択できます。

1. update.json ファイルの作成

上述のように、update.json は、更新用ファイルのバージョン情報を記述した設定ファイルです。次の例示の形式に従い、このファイルを作成します。

{
  "ios": { "version": "2.0.0" },
  "android": { "version": "2.1.0" }
}

記述内容を解説します。「 "ios": { "version": "2.0.0" } 」 と記述した場合、iOS 向けの更新 ( ダウンロードの対象 ) には、ios-v2.0.0.zip ファイルが使用されます。

2. Android または iOS 向けの更新用ファイルの作成

更新用ファイルのファイル名には、バージョン番号が含まれます。このバージョン番号には、更新用ファイルが作成されたときの、Android アプリ または iOS アプリのバージョン番号が使用されています。

更新用ファイルのバージョン番号は、次の手順で変更できます。

  1. Monaca クラウド IDE から、 設定 → iOS アプリ設定 ( iOS の場合 )、または、 設定 → Android アプリ設定 ( Android の場合 ) を、選択します。

  2. バージョン番号を入力して、 保存する ボタンをクリックします。

Android
iOS

Android と iOS のバージョン番号には、それぞれ、異なる番号を設定できます。

アプリ情報の設定後、プラットフォーム別に、パッケージファイルのビルドを行います。次の手順に従います。

  1. Monaca クラウド IDE から、 ビルド → iOS アプリのビルド ( iOS の場合 )、または、 ビルド → Android アプリのビルド ( Android の場合 ) を、選択します。

  2. リリース向けビルド/リリースビルド → In-App Updater用更新ファイル を選択します。

  3. ビルドを開始する ボタンをクリックして、パッケージの作成を開始します。作成には、しばらくかかる場合があります。

  4. ビルド完了後、更新用のパッケージファイルをダウンロードします。

更新用パッケージファイルのアップロード先

パッケージファイル ( update.json、ならびに、android-vX.X.X.zip または/および ios-vX.X.X.zip ) の作成後、これらのファイルをサーバーにアップロードします。ファイルは、必ず、同じ階層に置きます。たとえば、[ アクセス先の URL ( Deploy URL ) ] として、 http://example.com/HelloWorld/ を指定した場合、更新用ファイルの置き場所は、次のようになります。

http://example.com/HelloWorld/update.json
http://example.com/HelloWorld/ios-v2.0.0.zip
http://example.com/HelloWorld/android-v2.1.0.zip
こちらのプラグインを使用したことにより、App Store へのアプリ申請が却下される場合があります。なお、現時点では、そのような報告が寄せられたことはありません。