Cordova Version:

Crosswalk プラグイン ( Android 専用 )

テスト環境 : 2.3.0

注釈

このプラグインの詳細は、こちらの原文 ( GitHub ) をご確認ください。

このプラグインを Cordova アプリに組み込むと、System WebView の代わりに、Crosswalk WebView を使用できます。

Crosswalk とは?

Android の製造元は、複数あり、バージョンも多様です。このため、複数の Android のバージョンで、安定して動作する Cordova アプリの開発には、多くの苦労があります。よく知られている事として、端末に標準装備されている WebView のバージョンの違いにより、表示、挙動などに影響がでることがあります。また、WebView の更新は、Android 4.4 までは、OS の更新時に行われていました。このため、諸事情により、端末の更新ができない場合には、古いバージョンの Android 標準装備の WebView をいつまでも使用することになりました。Crosswalk の導入により、このような問題を解決することができます。

Crosswalk は、「 Web ランタイム 」 と呼ばれるものの 1 つであり、Google Chromium を基礎として使用しています。Crosswalk では、Android に標準装備されている WebView と比較しても、より多くの HTML の機能をサポートしています。また、Crosswalk に移行した場合、Chromium のバージョンも同時に更新されます。よって、端末の製造元または Android のバージョンの違いによる影響がなくなるため、アプリの動作が安定します。

プラグイン ID

cordova-plugin-crosswalk-webview

サポート対象のプラットフォーム

  • Android 4.0 以上

  • Cordova 5.2 以上

プラグインの追加方法 ( Monaca 上での処理 )

このプラグインを使用する場合、Monaca クラウド IDE 上で、Crosswalk WebView Engine プラグインを有効化します。

  1. Monaca クラウド IDE から、設定 ‣ Cordova プラグインの管理 を選択します。

  2. Crosswalk WebView Engine を有効化します ( 下のスクリーンショットを参照 )。

../../../_images/196.png
  1. プラグインを有効にした後、アーキテクチャを選択するため:guilabel:設定 ボタンをクリックします。

../../../_images/264.png
  1. 次のダイアログが表示されます。設定後、OK ボタンをクリックします。

../../../_images/354.png

注釈

プラグインと Crosswalk のどちらのバージョンも変更できますが、組み合わせによっては、正常に動作しない場合があります。

Crosswalk プラグインのメリット・デメリット

メリット

デメリット

  • 同一バージョンの WebView を各端末にインストールできます。これにより、API の動作の差異に起因する問題を解決できます。

  • 最新の WebView を使用するため、パフォーマンスの向上を期待できます。

  • Crosswalk を実装したアプリをビルドすると、2 つの APK ファイルが作成されるため、Google Play に、2 つとも、アップロードする必要があります。

  • Crosswalk ( Chromium ) 自体にバグがある場合には、インストール先のすべての端末上に、同じバグが存在することになります。

  • +20MB ほど、アプリのサイズが大きくなります。

  • Crosswalk 自体に重大なバグがある場合、バグが解消されるまで、アプリが正常に動作しないことが考えられます。

  • セキュリティーの脆弱性が Crosswalk ( Chromium ) 内で見つかった場合には、Google Play との販売・配布契約に基づき、アプリの配布を停止・終了されることがあります。

  • Android 5.0 以降、WebView は、OS とは切り離され、別のコンポーネントとなり、随時更新されるようになりました。よって、場合によっては、Crosswalk WebView の方が古くなる可能性があります。