Android エミュレーター向け Monaca デバッガー

ここでは 「 Android SDK 」 の AVD ( Android Virtual Device / Android 仮想端末 ) と呼ばれる Android エミュレーター上で、Monaca デバッガーを動作させる方法を紹介します。これを使えば、Android アプリのシミュレートを PC 上で行えます。また、複数の Android 端末でアプリの検証を行いたい場合もこの方法が有用です。

ステップ 1 : Android 仮想端末のセットアップ

  1. Android Studioをダウンロードして、インストールします。

  2. Android Studio を起動します。

  3. 新規のプロジェクトを作成するか、または、既存のプロジェクトを開きます。

  4. AVD Manager をクリックして、[ Android Virtual Device Manager ] ダイアログを表示します。

5. + Create Virtual Device をクリックします。

6. 使用する Android 端末を選択して、Next をクリックします。

7. システムイメージを選択して ( 場合によっては、最初にダウンロード )、Next をクリックします。

8. 仮想端末の設定を行います。Show Advanced Settings をクリックして、仮想端末の詳細設定 ( メモリーとストレージのサイズ、端末のフレーム設定、キーボード入力の可否など ) を行います。

9. 設定後、 Finish をクリックします。

ステップ 2 : Android 向けのカスタムビルド版 Monaca デバッガーのビルド

  1. Monaca クラウド IDE へ行き、Android 向けのカスタムビルド版 Monacaデバッガーをビルドします。詳細は、カスタムビルド版 Monaca デバッガーのビルドとインストールをご確認ください。

  2. ビルドされたデバッガーのファイルをダウンロードして、Google Drive、Dropbox などのクラウドストレージへ、ダウンロードしたファイルをアップロードします。

  3. アップロードしたファイルのダウンロードリンクを確認しておきます (仮想端末上で、後ほど、このリンクを使用します )。

ステップ 3 : Monaca デバッガーのインストール

  1. AVD Manager を選択して、対象の仮想端末を起動します。

2. 仮想端末上でブラウザーを起動させ、ステップ 2 で確認したダウンロードリンクを開き、Android 向けのカスタムビルド版 Monaca デバッガーをダウンロードします。

3. ダウンロードしたファイルをクリックして、デバッガーをインストールします。

4. インストール ウィザードが起動します。

5. インストール後、アプリの一覧画面に、Monaca デバッガーが表示されていることを確認します。

ステップ 4 : Monaca デバッガー上でのプロジェクトの起動

  1. Monaca デバッガーを起動させ、Monaca アカウントを使用して、サインインします。

2. Monaca デバッガー上で、実行するプロジェクトをクリックします。

3. これで、プロジェクトの検証の準備が整いました。アプリの開発における Monaca デバッガーの使用方法・具体例に関しては、機能の概要使用例 をご確認ください。

参考ページ

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