機能の概要

デバッガーの機能

Monaca デバッガーでは、アプリの検証に役立つ、多彩な機能を提供しています。Monaca デバッガー上でプロジェクトを実行すると、画面の右下に [ デバッガーメニュー ] ボタンが表示されます。メニューボタンをクリックすると、次のようなメニュー画面が表示されます。現在使用できる機能は、次のとおりです。

スクリーンショット機能

Monaca デバッガーを使用することで、スクリーンショットを取得してデバイスのストレージに保存することもできます。 スクリーンショット画面では、次のことができます。

  • 編集 : スクリーンショットのキャプチャー、コメントの手書き入力

  • デバイスのストレージへ保存。

アプリログ

Monaca デバッガー上で、アプリのログを確認できます。ログには、実行中のアプリのエラーと進行状況が出力されます。

デバッガーのメニュー

デバッガーのメニューの中には、次のものがあります。

すべてのプロジェクト

Monaca デバッガー上で実行可能な Monaca プロジェクトの一覧を表示します。一覧上のプロジェクトには、2 つのサブカテゴリーがあります。

  • Monaca.io プロジェクト : Monaca クラウド IDE 上で作成されたプロジェクトの一覧を表示します。

  • ローカルプロジェクト : ローカル環境用の開発ツール ( Monaca Localkit または Monaca CLI ) を使用して作成し、ローカルに保存されているプロジェクトの一覧です。なお、Monaca Localkit ( または Monaca CLI ) とデバッガーがペアリングされているときのみ、ローカルプロジェクトの一覧は表示されます。

ローカルコンピュータ

ペアリング済み、または、利用可能 ( 未接続 ) なコンピューターの一覧を表示します。ペアリング済みのコンピューターとは、Monaca Locakit または Monaca CLI がインストールされ、デバッガーに現在接続されているローカルのコンピューターです。各開発ツールとのペアリング方法は、次のリンクをご確認ください。

デバッガーの設定

デバッガー側の各種設定を行えます。設定可能な項目は、以下になります。

  • スリープを許可する

  • メモリー使用量表示

  • スプラッシュ表示 ( Android のみ )

  • アプリの復帰時にプロジェクトを再実行

  • ネットワーク再接続時にプロジェクトを再実行

  • デバッガーメニューを非表示にする

  • 同期データを削除する

  • Local Storage を削除する

同期データとは、ローカル側と同期を行ったプロジェクトファイルを指します。また、Local Storage とは、端末のメモリー ( LocalStorage ) 上に、プロジェクト側で作成・保存したデータを指します。

デバッガーについて

デバッガーの詳細情報を表示します。表示する情報は、デバッガーのバージョン番号、プラットフォーム情報、CLI バージョン番号、WebView エンジン ( Android のみ )、利用可能なプラグインの一覧などです。

プロジェクトオプション

Monaca デバッガー上のプロジェクト一覧の [ Monaca.io プロジェクト ] では、各プロジェクトの右側に [ プロジェクトオプション ] アイコンが表示されています。 プロジェクトオプションでは、次のことができます。

  • スター : スター ( 星マーク ) を付けると、「 お気に入り 」プロジェクトとして、Monaca クラウド IDE 上のプロジェクト一覧の最上位に表示されます。

  • 実行する : デバッガー上で、プロジェクトを実行します。

  • ネットワークインストール : Monaca デバッガー経由で、ビルド済みアプリを、端末にインストールします。(※ iOSのカスタムビルド版デバッガーのみ対応)

ネットワークインストールを行う前に、Monaca クラウド IDE 上で、プロジェクトをビルドして、デバッグビルド版のアプリを作成する必要があります。詳細は、 iOS 向けアプリのデバッグビルド をご確認ください。

最終更新